OLEG CASSINI
公式衣装の多数を担当。ただし彼一人が『ジャッキー像』を作ったとはしません。
PERSON FILE · 002
服は若い政権のイメージ、訪問先への敬意、歴史を残す姿勢を伝える媒体でした。着用者だけでなく、デザイナー、アトリエ、スタッフ、家族、メディアまで追います。
LIFE × DRESS
『スタイルアイコン』だけで止めず、学び、仕事、外交、喪、出版、保存活動へ服を戻します。
ニューヨーク州生まれ。フランス留学を経てフランス文学の学位を取得し、VogueのPrix de Parisを受賞。
Washington Times-Herald紙のInquiring Camera Girlとして、市民を撮影し取材しました。
ジョン・F・ケネディと結婚。ウェディングドレスを制作した黒人クチュリエ、アン・ロウの仕事も同じ記録に戻します。
31歳でファーストレディに。就任式のカッシーニのコートとピルボックス帽が政権像の一部として報道されました。
ホワイトハウス・ツアーでは赤いChez Ninon製ドレスを着用。多くの視聴者は白黒で見ました。インド・パキスタン訪問は鮮やかな公式色写真に残ります。
大統領暗殺後に国葬を計画し、記念図書館の設立を進めました。1968年に再婚し、1975年に再び未亡人となります。
Viking Press、Doubledayで編集者として働き、都市の歴史保存にも関わりました。選び、構成し、残す仕事が服の外へ続きます。
DIPLOMACY IN FRAME
1962年のニューデリー。衣服の色と形だけでなく、ネルー首相、訪問先、公式写真を作った撮影者までを一つの出来事として読みます。
RELATIONSHIP MAP
公式衣装の多数を担当。ただし彼一人が『ジャッキー像』を作ったとはしません。
1953年婚礼衣装の制作者。著名な着用者と見えにくくなった作り手を同時に記録します。
1962年テレビツアーの赤い服は、BohanのDiorモデルをもとにChez Ninonが制作。デザイン元と実制作を分けます。
Anne Lincoln、Kay McGowan、Letitia Baldrigeらが、スケッチ、注文、旅程、受渡しをつないだ実務の担い手。
夫婦関係だけでなく、選挙、公式訪問、芸術行事、死後の記念事業へ関係を広げて追います。
本人は新聞写真家から、世界で最も撮影される人物の一人へ。服の色と形は写真・白黒テレビ・雑誌で別の記憶になりました。
MEANING FILE · 002
朝の服選びと、事件後に着替えなかった行為を分け、本人に確認できる意図の範囲を検証します。